お墓・供養

お墓どうする?供養と気持ちと現実。お墓じまいを決断できない人へ

タブレットを見て悩む夫婦お墓・供養

いきなりですが結論です。
お墓はなくても大丈夫。
むしろない方が良い。

この記事で分かること

  1. お墓がいるか悩んでいる人は相当数いるということ
  2. お墓を処分する墓じまいを実施している人はかなりいるということ
  3. お墓を用意するにあたり考えなければいけないのは、気持ちより現実。
  4. 現実を無視した結果は、かえってご先祖様に失礼になるということ。
  5. お墓を持たないという選択肢もアリということ。

お墓どうする?
お墓を買う?
それともお墓は持たない方が良い?
こんな悩みをお持ちの方は、
意外と大勢いらっしゃいます。

私の所にも、
お墓をどうしたらよいでしょう?
というご相談が日常的にあります。

私の考えでは、
今後数年から10年以内に
こうした心配をされる方は、
今よりもどんどんと増えて
50%以上になっていくと
考えています。

もっと増えるかもしれません。

お墓は処分することも出来ます。
お墓を処分することを墓じまい
と言います。

最近は、お寺も石屋さんも
この「墓じまい」というキーワードに
大変アタマを悩ませています。

ある墓石屋さんでは、

最近は墓を建てる依頼より、
処分する依頼の方が多い

と言っているくらいです。

インターネットで得られる情報は、
どこもお墓を売りたいサイト
ばかりですから、
お墓の購入についての情報は
たくさんありますが、
墓じまいについて積極的に
「お墓じまいをするといいよ」
と言ってくれるサイトは
多くありません。

この記事では墓じまいについて
前向きに説明していきます。

この記事はキャリア20年以上の一級葬祭ディレクターが、葬儀社の社員としてではなく個人として書いています。 企業の公式サイトでは言いにくいぶっちゃけた話も盛り込んでいます。

詳しいプロフィールはこちら

  1. お墓の引っ越し?墓じまい?毎年10万件以上も!
    1. 遠くになったお墓どうする?改葬とは?お墓のお引越し。
    2. 改葬とは、純粋なお墓の引っ越しだけではない。墓じまいも改葬。
    3. 年間10万件以上の改葬届のうち何割かは墓じまい
  2. お墓はそもそも必要なのか?お墓はなんのためにあるか?
    1. お墓の3つの役割とは。
      1. ①遺骨を埋葬する
      2. ②そこに故人がいると思えることで、お墓が心の拠り所となる
      3. ③お墓を故人に重ねて見ることで、お墓参りや清掃をすると気持ちが晴れる
  3. お墓を建てるのに必要な費用の相場は200万円!
  4. お墓を維持していくのに必要な費用は年間1~2万円
    1. お墓参りに行く時間と手間はプライスレス?
  5. お墓のない家はけっこうあります。
    1. 長男ではない
    2. 親が長男ではなく、まだ存命中
    3. 親が墓じまいをした
  6. お墓どうする?今後ますます増える、お墓のない家。
    1. 日本は超少子化社会。だからお墓は作れない。
    2. 日本は超高齢化社会。だからお墓を持つのは非現実的。
    3. 日本人はほとんど無宗教。旧来のお墓の意味は薄れている。
  7. お墓は持たない・墓じまいする方が現実的
    1. 従来型のお墓は子どもや孫にも押し付ける事になる
    2. お墓参りにいけない事がストレスに
    3. 管理者不在のお墓は大変なことになる
  8. 2021年の今、お墓を持つならどんなお墓が良いのか?
    1. これからのお墓は永代供養タイプのお墓一択です。
      1. 永代供養のタイプ。納骨堂・納骨塔。
      2. 永代供養のタイプ。樹木葬。
  9. これからは、お墓を持たないという選択肢を。
  10. 今回のまとめ

お墓の引っ越し?墓じまい?毎年10万件以上も!

2018年改葬件数

お墓をどうする?
と悩んでいらっしゃるあなたに、
まず知って頂きたい事実があります。

それは、日本では
毎年10万件以上の
お墓の引っ越しが行われている
という事実です。

お墓をどうしたらよいかという
私の悩みと、関係ないじゃない…、と
思われるかもしれませんが、
この10万件以上の数字というのは、
改葬届けの数という所がキモなのです。

お墓の引っ越しを行うには、
改葬届けを提出しなくてはいけません。

下図のグラフは、
厚生労働省がまとめた改葬届けの数値を
グラフにしたものです。

改葬数の推移グラフ
厚生労働省のデータよりグラフ作成

お墓の引っ越しが
毎年10万件以上あるというのも
驚きだと思いますが、
この数字はご覧いただいたように
年々増加中なのです!

出典:厚生労働省 衛生行政報告例より

https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/36-19.html

でも、本当にお伝えしたい事は
お墓の引っ越しが増えているという話
ではありません。

でも、「改葬」をご理解いただくために
もう少しお付き合いください。

遠くになったお墓どうする?改葬とは?お墓のお引越し。

引っ越し

さて、そもそも改葬とは何なのでしょうか?

お墓の引っ越しと表現しましたが、
その実態について詳しく
解説したいと思います。

改葬とは、お墓の引っ越しのことです。

例えば、A県に住んでいて
代々のお墓が近所にあった田中さんが、
B県に引っ越したとします。

田中
田中

B県に引っ越しましたが、お墓が遠くなって困っています。

お墓が遠くなってしまったので、
なかなかお墓参りにいけないと
考えた田中さんは、
お墓を引っ越しする事にしました。

そこで、A県にあったお墓を
B県に移す事にしましたが、
そのために必要な手続きが
改葬届けなのです。

改葬のイメージ
お墓の引っ越しを「改葬」といいます。

お墓の引っ越しの時に、役所に提出する手続きを「改葬届け」といいます

改葬とは、純粋なお墓の引っ越しだけではない。墓じまいも改葬。

役所手続きイメージ

先ほどご紹介した田中さんの場合は、
単純なお墓の引っ越しになります。

しかし、引っ越した先の
お墓がどんな形態であれ、
もともとあったお墓を
処分・墓じまいするための作業も、
提出する手続きとしては
改葬届けになるのです。

墓じまいをする場合、そこに入っている先祖の遺骨をどこかに移すことが必要になります。この、遺骨を移すのに必要な手続きが「改葬届け」なのです。

下のイラストのように、
もともとあったお墓から期限付きのお墓、
つまり永代供養墓への納骨や、
お墓ではないカタチの
埋葬方法に変更することは、
実質的な墓じまいと言えます。

墓じまいイメージ
墓じまいを目的とした改葬のイメージ

この中でも、海に遺骨を撒く海洋散骨は
完全にお墓を持たない
というカタチになりますので、
本当の意味での墓じまいと言えますね。

余談ですが、
上図の墓じまいの方法の中では、
この海洋散骨が
費用も一番安く抑える事ができます。

私が言いたいことは、あなたならもうお分かりだと思います。

10万件以上の改葬届けのうち、どれだけかは「墓じまい」なのです。

年間10万件以上の改葬届のうち何割かは墓じまい

冒頭にご紹介した通り、
毎年10万件以上の
改葬届けが提出されていますが、
このうちの何割かは、
墓じまいを目的としたものです。

墓じまいかどうかは、
役所は数値を取っていませんし、
墓じまいされた件数を
公表しているお墓や
お寺もありませんので、
実態は分かりません。

私の感覚で言えば、
7割~8割の方が、
実質的な墓じまいを目的とした
改葬を行っているのではないかと
思っています。

正確な数字はわかりませんが、現実を考えれば、墓じまい目的の改葬の方が圧倒的に多いと考えられます。

お墓はそもそも必要なのか?お墓はなんのためにあるか?

桜とお墓

お墓って、そもそも何のためにあるのでしょうか?

あなたは、お墓は必要だと思いますか?
それともお墓はいらないと思いますか?

私は現実的に考えれば、
お墓は不要だと思っています。
お墓があってもほったらかしなら、
お墓を持たないというのも
これからのあり方だと思います。

しかし、現実だけでは成り立たないのが
人間というものでもあります。

もし、自分の大切な家族が
自分より先に亡くなったとしたら、
やはり、祈りの対象物として
「何か」が必要だと思います。

今まではその対象物は、
お墓しか選択肢がありませんでしたから、
亡くなった方の遺骨を埋葬するのは、
お墓が常識だったのです。

お墓の3つの役割とは。

ポイント

お墓の役割を、少し冷静に、
宗教的な意味合いは抜きにして
客観的に考えてみましょう。

お墓の役割は次の3つがあると思います。

①遺骨を埋葬する

②そこに故人がいると思えることで、
お墓が心の拠り所となる

③お墓を故人に重ねて見ることで、
お墓参りや清掃をすると気持ちが晴れる

一つずつ解説します。

①遺骨を埋葬する

墓地・霊園

遺骨は、法律上墓地と定められた所に
埋葬する必要があります。
自宅にずっと置き続ける事をしない限り、
現実的にはお墓に埋葬するしかないのです。

②そこに故人がいると思えることで、お墓が心の拠り所となる

お墓参りする少女

お墓に、故人がいると思うことで、
報告に行ったり、
悩みをボヤキに
行ったりすることができます。

また、お墓に行かなくても
「あそこ(お墓)に○○さんがいる」
と思えることで、
心の拠り所となることもあるでしょう。

先祖を大切にしていると思えることで、
先祖が守ってくれると
考える方も多いと思います。

③お墓を故人に重ねて見ることで、お墓参りや清掃をすると気持ちが晴れる

お墓は、言ってしまえばただの石ですが、
その石碑を故人に見立てて、
綺麗に清掃したり
お花や好物を供えることで、
あたかも、故人に対して
世話をしてあげられたという
自己満足を得ることができ、
気持ちが晴れることもあるでしょう。

このように、お墓には役割や
メリットもあるということが
お分かりいただけたと思います。

ご先祖様を尊ぶ気持ちは大切ですし、お墓の役割は単なる埋葬先というだけではないのです。

お墓を建てるのに必要な費用の相場は200万円!

二百万円

お墓を新しく建てるに必要な費用は、
全国平均で約200万円だそうです。
お墓どうする?
と悩む方の中に、このお墓の
建立費用が問題になる方も多いと思います。

先ほど、お墓のメリットや
役割について解説致しましたが、
それを得るための費用として、
200万円という金額は適切な費用と
言えるでしょうか?

私なら、それだけの費用をかけて
自分のお墓を作って欲しいと
は思いません。

あなたもきっと
そう思うのではないでしょうか。

じいちゃん
じいちゃん

ワシの墓はもっと安かったぞい

実際問題、そんなお金がない
という方も多いと思います。

お墓を維持していくのに必要な費用は年間1~2万円

お墓

お墓を維持していくのには、
実はそれほどお金はかかりません。
お寺や霊園によって異なりますが、

どこも年間の管理費は
数千円~2万円くらいです。

お墓の管理費の相場としては、
1万円くらいまでが多いようです。
霊園の運営をしている管理者に支払います。
寺院が管理者である場合が多いです。

この管理費は、
おおむ土地の価格に連動しており、
田舎は安く、都会の
特に都心部は高額になっていきます。

お墓参りに行く時間と手間はプライスレス?

お墓をただ維持していくだけであれば、
前述の管理費を支払い続ければ、
存続はします。

しかし、現実には
お墓参りにいけないのであれば、
お墓を持つ理由がないと
言ってよいばかりか、
誰も行かないお墓なら、ない方が良い
くらいです。

もちろん、
お墓があることのメリットの多くは
プライスレスです。

お金には代えがたい価値があると思います。

お墓参りに行くには時間もかかりますし、
手間もかかるでしょうが、
大切な人を偲ぶための時間と手間ですから、
プライスレスだと言えるでしょう。

しかし、お墓参りにいけないのであれば、
誰も世話をしないお墓は
荒れ果てていきますし、
「お墓参りにいけていない」
と思うことが
大きなストレスになってしまうのです。

お墓参りになかなか行けなくて、気に病む人は多いです。

お墓のない家はけっこうあります。

ここまで、
お墓の引っ越し=改葬のことや、
お墓の意味、
建てるためのコストや
管理費についてご紹介してきました。

今までの感覚で言えば、
お墓があるのが当たり前と
思っている方も多いと思いますが、
実はお墓のない人は
けっこういらっしゃるのです。

長男ではない

お墓を持っていないケースの
代表的なものが、
長男ではないということです。

日本のお墓は先祖代々その家を継承する人、
つまり長男が引き継いでいくものです。

そのため、二男以降の方は、
お墓を継承することは
基本的にありませんので、
もし家族に不幸があれば、
新しくお墓を用意することが一般的です。

親が長男ではなく、まだ存命中

仮にあなたが長男であったとしても、
お父様がご長男ではなく、
かつ、まだお元気でいらっしゃれば、
お墓がないことが普通だと思います。

親が墓じまいをした

最近は、先々を考えて
墓じまいをされる方が非常に増えています。

既に墓じまいをされていれば、
当然お墓はありませんよね。

何年か前までは、お墓を用意したり、
検討することが終活の一環でしたが、
現在では逆にこの先お墓をどうするのか?
について考えて、
継承者がいないのであれば
墓じまいを実行される方が増えています。

お墓どうする?今後ますます増える、お墓のない家。

人口減少イメージ

あなたもご存知の通り、
日本は超少子高齢化社会です。

このことから、お墓どうする?と悩み、
お墓を買うという選択をしない方、
そして今まであったお墓を処分する
墓じまいを検討される方が
非常に増えているのです。

お墓のない家が増えていく理由について、
もう少し詳しく解説したいと思います。

日本は超少子化社会。だからお墓は作れない。

日本は超がつく少子国家です。

2019年の公表値ではありますが、
日本の合計特殊出生率は
わずか1.36だったそうです。

人口が維持される「人口置換水準」は
2.07と言われていますが、
それをはるかに下回っている訳ですから、
今後も日本の人口は
益々減少すると言われています。

このことから言えるのは、
全ての家庭に子どもがいないという
事実です。

それは言い換えれば
全ての家庭には跡取りがいない
とも言えます。

跡取りがいなければ、
お墓を作っても意味がありません。
それどころか、
そのお墓の処分に困る事になります。

放置するのか、
跡取りではない方が
費用を負担して処分するのか、
いずれにしても、
先にお墓に入った人には
どうすることもできません。

そんな事を考えれば、
今後、お墓を新たに持とうという方は
ますます少なくなっていくでしょう。

日本は超高齢化社会。だからお墓を持つのは非現実的。

困ったシニア

お墓を持たない理由として、
超高齢化社会も関係しています。

2021年の今、
「人生100年時代」と
声高に言われていますよね。

つまり、亡くなる人は
100歳でお亡くなりになるという意味です。

では、この100歳で亡くなられた方の
葬儀や供養を誰がするのか?と言うと、
今までの習慣通りであれば、
亡くなった方の子どもです。

100歳の方の子ども。
何歳でしょうか?

普通に考えれば、
70歳~80歳となります。

そんな高齢の方が喪主の場合、
お墓はどうするでしょうか?

お墓を新たに作って
埋葬すると考えられるでしょうか?

経済的にも、
そしてお墓参りなどを考えれば体力的にも、
お墓を買うという選択肢を取るとは
考えにくいと思いませんか?

あなたが、75歳の時に100歳の親の葬儀をしたら、

お墓を作るでしょうか?

日本人はほとんど無宗教。旧来のお墓の意味は薄れている。

今までの日本の供養の在り方は、
基本的に仏教形式で執り行われてきました。

それは、江戸時代から続く
寺請け制度から続いた檀家制度の影響です。

しかし、あなたもそうだと思いますが、
多くの方は無宗教です。

少し前までは、
葬儀と言えばお坊さんを呼ぶもの
という常識だったのですが、
近年、そういった感覚はどんどん薄れています。

お墓と仏教はイコールではありませんが、
供養のカタチとして
大きく影響を受けているのは確かです。

今後、こういった宗教観や、
今までの習慣にとらわれない方が増えていく事で、
お墓はこうでなければいけない
というものが、
どんどん薄れていきます。

手元供養や海洋散骨の広まりは
まさに、そういった部分も
理由の一つになっているのです。

お墓は持たない・墓じまいする方が現実的

あなたは、この記事を読むまで
「お墓は必要だよね」
と思っていましたでしょうか?

もし、そう思っていたのであれば、
今はちょっとだけ

「お墓は、ないほうが良いかも」

と思い始めていませんか?

お墓のことを考えることは、
大切な終活の一つです。

お墓を用意することの
メリットやデメリットをしっかり考え、
自分の都合や想いだけで
決めない事が大切です。

次に、お墓を持つことの
デメリットを解説します。

従来型のお墓は子どもや孫にも押し付ける事になる

子ども世帯の負担増イメージ

従来型のお墓は、先祖から子ども、
そして孫に受け継がれていくものです。

ただし、このあり方は、
子どもが何人もいて、
そして一族が同じ土地に
継続的に住み続けてきた、
少し古い時代に続いていた習慣です。

現代は、まず子どもの数が少なく、
そして生まれた土地に
永続的に住み続けるという感覚も
稀薄になっていますから、
そもそも昔からの習慣が
マッチしないのです。

従来型のお墓は、
これからの日本では
「継承する」という表現ではなく、
「押し付けられる」となっていきます。

もっと言えば、押し付ける
子どもや孫がいない
ご家庭も多くなっていくのです。

寂しい話かもしれませんが、
これが現実です。

これからは、お墓に限らず
子どもへの負担がなるべくかからない
方法を考えていく必要がありますね。

お墓参りにいけない事がストレスに

墓参り行けず悩む女性

忙しい現代社会。
そして子どもが少ない時代において、
なかなかお墓参りに行く
時間は作れません。

ましてや、生まれ育った土地に
住んでいないのであれば、
なおさらでしょう。

お墓が遠方にあれば、
なかなか行くことができないですから。

でも、多くの人の心の中に、
お墓は大切、ご先祖様は尊ぶもの、
という意識はあります。

だからこそお墓参りにいけないことが、
大きなストレスになってしまうのです。

管理者不在のお墓は大変なことになる

お墓はあれば良い
という物ではありません。

お墓は管理を続け、
お墓参りに継続的に行くからこそ
意味があるのです。

葬儀もお墓も、
供養と呼ばれる類のものは、
亡くなった人のためのものではありません。

全て、生きている、
残された人のためのものです。

管理者のいないお墓は、
荒れ果てていきます。

無縁墓2
手前:ちゃんと管理されているお墓。奥:無縁墓
無縁墓1
跡継ぎがいなくなって誰も手入れしないお墓

管理費を払い続ければ、
ある程度お世話をしてくれる
霊園もありますが、
誰も手をかけないものは
朽ちていくものです。

そうなってしまっては、
お墓そのものが大変なことに
なってしまうことも
少なくありませんし、
周りのお墓に
迷惑をかけてしまう事もあります。

写真のような無縁墓になってしまっては、お墓があることで余計にご先祖様にも申し訳なく、近所のお墓にも迷惑になってしまいます。

2021年の今、お墓を持つならどんなお墓が良いのか?

これからお墓を検討するのであれば、
どんなお墓が良いのでしょうか?
私がオススメするお墓は、
次のタイプです。

これからのお墓は永代供養タイプのお墓一択です。

それは、永代供養墓と呼ばれる、
期限付きのお墓です。

永代供養という言葉からは、
永遠に供養する、
という意味に聞こえるかもしれませんが、
むしろ、今までのお墓と違って、
最初から
使用期限が決められたタイプのお墓
になります。

多くは、33年間とか、
17年間といった使用期限になっています。

特徴としては、次の点があげられます。

①最初に使用期限までの費用を全て先払いで払い込むこと

②期限が来たら、他の方の遺骨と合祀されること

細かな規約は永代供養墓によって異なりますが、
主な特徴は上記の2点です。

なお、永代供養には、
様々なタイプがあります。

2021年の今、一般的になってきた
永代供養の種類をご紹介します。

永代供養のタイプ。納骨堂・納骨塔。

納骨堂ロッカータイプ

納骨堂と一言で言っても、
実に様々なタイプがあります。
屋外に石で作った
お堂のような納骨堂や納骨塔もあれば、
屋内に設置するロッカータイプもあります。

都心部の屋内型では、
ハイテクな自動搬送システムを
導入している納骨堂もあります。

永代供養のタイプ。樹木葬。

樹木葬イメージ

数年前から話題になり、
人気が高まっているのが
樹木葬というタイプの
永代供養墓です。

樹木葬と言うと、
自然の中の樹木の下に埋葬する
というイメージを持たれる方も
多いと思いますが、
樹木葬といっても
その在り方は実に様々です。

本当に樹木の下に埋葬するタイプもあれば、
樹木葬とは名ばかりで、
ただ屋外に花壇のようなスペースを作って
埋葬するタイプもあります。

庭園風にしっかりガーデニングされた
樹木葬もありますが、
現実にはかなり管理の手間暇と
コストがかかるため、
「樹木ってどにあるの?」という
ナンチャッテ樹木葬が多いのが実態です。

その他にも、
今は様々なタイプの永代供養墓があります。

これからは、お墓を持たないという選択肢を。

個人的な意見で恐縮ですが、
私は、これからは
お墓を持たないという選択肢を
第一に考えるべき
だと思っています。

乱暴にまとめてしまえば、
「時代が変わった」のです。

お墓があって当たりまえ。

お墓にも入れてあげられないなんて
かわいそう。

そんな事を言える時代じゃないのです。

兄弟が5人も6人もいて、
みんな地元に住んでいる、
なんて時代じゃないのです。

みんなで守っていけば良い、
誰かが跡を継げば良い、
という時代じゃないのです。

現実に、私の所にも
「お墓をどうしたらよいでしょうか?」
というご相談がたくさんあります。

お墓を検討している人のほとんどは、永代供養タイプです。

お墓について悩んでいる人のほとんどは、継承者不在の悩みです。

ご家族や親戚同士で
解決するしかない問題なのですが、
それでも良い案はないかと、
本当に多くの方から相談を受けます。

このようなご相談を受ける背景としては、
繰り返しになりますが
「時代が変わった」からなのです。

今回のまとめ

今回の記事では、
お墓をどうしたら良いかについて、
今のお墓の現実や、
どうすべきか、どんな方法があるのか
についてご紹介しました。

・お墓をどうしたら良いのか
困っている人は大勢いる。

・お墓じまいや改葬をしている人は、
年間10万人以上。

・現代の日本社会は、
今までのようなお墓の継承を
続けられる環境ではない。

・時代が変わった。

あなたはお墓がありますか?

あなたの子どもやお孫さんは、お墓を守り続けていけますか?

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